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論文

大阪大や東京大などの研究者の発表した生命科学研究の論文約80本の画像データに、切り張りや使い回しが疑われる画像があると「匿名A」と名乗る人物がインターネット上で指摘し、両大学などが事実確認に乗り出したことが分かった。STAP細胞論文の不正問題もネット上で切り張りなどが指摘されたことで発覚した。  日本の科学研究に関する問題を幅広く議論するため日本分子生物学会のメンバーが開設したサイト「日本の科学を考える」に先月29日ごろから今月初めにかけて、「匿名A」の名で疑惑のある画像を具体的に示すリストが投稿された。  指摘は英科学誌「ネイチャー」などの科学誌に1996~2008年に掲載された論文約80本に上る。投稿内容から「匿名A」は科学的知識のある同一人物とみられ、「普通に実験ノートをつけて再現性に自信があるなら、類似画像の指摘など痛くもかゆくもないだろう」などと書き込むこともあった。  別のサイトで疑惑を解説する人も出てきた。この解説などによると、DNAやたんぱく質について調べる実験の画像データで、別の実験なのに不自然に似ている画像や、異なる画像として掲載されているのに左右や上下に反転すると酷似するケースがあった。切り張りや使い回しだった場合、改ざんや捏造(ねつぞう)などの論文不正に相当する可能性がある。  指摘された論文の著者が最も多く所属する大阪大医学系研究科の研究支援室は、今月7日に投稿内容を把握したという。担当者は「在籍する著者に事実関係などを確認する」と話す。東大病院は「確認中で、今後調査するかは分からない」としている。【斎藤広子】 腰痛

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